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輸入食料品

category : メールマガジン2008 2008.1.1 

あけましておめでとうございます。
旧年中の御厚情に御礼申し上げます。

今年は、十二支最初の子年ですね。
十二類の十二支が日本に伝わったのは六世紀半ば頃だそうですが、

『元日の朝、新年の挨拶に出かけて来い。一番早く来た者から十二番目の者までは、
順にそれぞれ一年の間、動物の大将にしてやろう』

『ところが猫は神様のところにいつ行くのか忘れてしまったので、
ねずみに訊くと、ねずみはわざと一日遅れの日を教えてやった。
猫はねずみが言うのを間に受けて、喜んで帰っていった。』

と福岡県の民話にあるそうです。
・・・親しみのある猫が存在しないのが、納得できました。
他にも全国的・世界的にいろいろな民話が有るそうで、調べてみるのも楽しそうですね。
ちなみに、猫年の国もあるそうです。

子年の特徴は、『子孫繁栄・行動力・財』だそうなので期待して、もちろん努力も忘れないで行きたいと思います。どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。

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日本の食品等の輸入は年々増加しています。
重量比でみると微増加となりますが、ミネラルウォーターや素材そのままだったものが、
現在は加工や加熱をされて輸入されるものが多くなってきています。

またある人が「桜を見ながら柿を食べたい」と言ったことがきっかけで、ニュージーランドから柿が輸入されたそうです。届出件数の場合は平成18年に186万件と昭和50年の7.4倍になっています。

近年「その他の食料品」としてサプリメントなどの輸入が増加しているためです。
一方で、輸入食品に対して不安を感じている人が多く、「食品の安全性の観点から、より不安を感じているもの」というアンケート調査の結果

農業67.7% 輸入食品66.4% 添加物64.4% 汚染物質60.7% 遺伝子組み換え49%
いわゆる健康食品48.6% 微生物(食中毒)46.8%
また「国産と輸入品の選択」については(多くの場合、どちらかというと)
国産品を選ぶと答えた人が生鮮品で90.5%、 加工品で84.2%
(平成15年9月 食品安全委員会)

特に農産物の購入は価格よりも「新鮮」「安全」を重視する人が多く、家庭菜園をする人が増えたり、最近は「地産地消」という言葉をよく耳にします。輸入食品に限らず、消費者に不安を与える事件が昨年は多く起こりましたが、18年度の輸入食品の食品衛生法の違反件数はポジティブリスト制度施行の影響もあり、1500件を超え、そのうち最も多かったのは「食品の規格基準違反」だったそうです。

外国との規格基準の比較や検討、ポジティブリスト制度の見直しなど、国外、国内に限らず制度はどんどん変わり続けていくので、消費者にとってはよいことなのですが、取り扱う側にとっては情報収集や対応といったことが、大変です。今年は「えび・かに」がアレルギー表示の義務に移行するそうです。

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