淡麗系ラーメン
早春の候、やはり花粉症の私は体調がすぐれません。
昔は大好きだった春は遠い季節となりました。
しかし食欲は劣りません。
植物が芽吹くこの季節食べたことのないものに興味がわき、春らしい季節を感じる食べ物や、今熱いご当地のB級グルメを食べることを楽しみに日々花粉と戦っております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最近よく耳にする「淡麗系ラーメン」をご存知ですか?
淡麗の意味は・・・酒の味や口当たりが,すっきりと滑らかである様子。
日本酒の場合,糖分と酸度が比較的低い数値のものをいう。
「~甘口」「~辛口」
新語として上記のような意味が検索されます。
そこでラーメンに置き換えてみると、スッキリとしたあっさりスープであることと、さらにコクが深いという要素を含んだラーメンを「淡麗系ラーメン」と呼んでいるようです。
東京では最新のトレンドラーメンとして雑誌でも多く取り上げられているようで、全国にも続々と淡麗系ラーメンが出てきているようです。
私も淡麗系ラーメンと聞いただけで、すっきりしたコク味を想像し、非常に魅力的に感じました。
それはなぜか・・・やはり「淡麗」という言葉です。
現在、こういったキャッチコピーというのが年々難しくなってきております。
各社販売現場では様々な基準を設け、簡単に商品が優位になるようなキャッチコピーをつけれなくなってきております。
その中で、淡麗という言葉は、スッキリ感、爽やかさ、上品さ、上質さ…など、商品のイメージUPにつながり、直接的に想像させる良い言葉では無いでしょうか。
上記にも有り、皆さんもご存じの通り、「淡麗」はお酒やビールを表す言葉として使われてまいりました。
特に飲料系はこういうイメージを表す言葉が進んでいるような気がします。
例えばサントリーの「DAKARA」は、体に良いと言わなくても何だか体に良さそうなイメージをもってもらえる商品名では無いでしょうか。
こういった感じで、特に爽やかな健康的なイメージを植え付けるのに飲料は上手い商品名、キャッチコピーをつけているように思います。
直接的に優位性を謳うことが難しくなった昨今、飲料には参考になる様々な言葉が隠れているのではないでしょうか。