お客がお客を呼ぶクーポン
日増しに寒さに向かうころとなり、冬支度に追われております。
初雪の観測も今年は１週間程早かったとのこと。
寒暖の差がありあちらこちらで咳やマスクをされている方をみかけます。
先日、缶コーヒーのホットを買おうとしたら、まだ冷たいのしかなかったホールがありました。
自販機の衣替えも追われているようです。
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共同購入型クーポン「食べログチケット」をご存知でしょうか。
これまでのクーポンは、クーポン雑誌やクーポンサイト等にクーポンを掲載して、あとは待つばかり・・・。
クーポンがお客さんの目に触れるかどうかは運しだい、来店するのも目にしたお客さんだけという面が強かったと思います。しかも、費用対効果をみるにはクーポン利用者を店側で把握する必要があります。
ところが、この共同購入型クーポン「食べログチケット」は一味違います。
なんと、店側の規定した最低販売枚数に到達しないとサービスを受けられないのです。
サービスを受けたいお客さんは、どのような行動をとるのでしょうか？
そうです、お客さんが他のお客さんを探してくるのです。
メール、口コミはもちろん、twitter、facebook、mixiといったSNSの利用も見込めます。
これまでとは異なった経路で情報がながれるため、大きな効果を期待できそうです。
しかも、料金は前払い制です。
お客さんの来店前に決済が済んでいるため、費用対効果をすぐに把握できます。
費用対効果が明確になるのは、広告として使いやすいと思います。
また人数を事前に把握できるため、対象店舗を絞れば特別メニューを準備するといった使い方もできそうです。
共同購入型クーポンはアメリカのグルーポン（Groupon）が2008年11月始めたビジネスモデルです。
日本では2010年4月に始まったばかりです。
比較的新しいビジネスモデルなので、これからどの程度広がっていくかは未知数です。
外食産業ではよく利用されるクーポンですが、この新しい「お客がお客を呼ぶクーポン」ご利用されてはいかがでしょうか。
