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宇宙日本食

category : メールマガジン2011 2011.12.1 

今年も最終の月となりました。
東日本大震災が起こり希薄になっていた私たちの絆を強くした年です。
「みんなでがんばろう日本」何か力になろうと…。
12月7日は「大雪」気温もゆっくりですが冬にむかっています。
「大雪」は寒気が強まり、山だけではなく平地にも雪が降る頃です。
節電の工夫をしながら防寒対策をしましょう
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先日、買い物中に「宇宙日本食」と書かれている商品を見つけました。
早速試してみたところ、予想に反してクオリティが高く、美味しくいただけました。

宇宙日本食とは
「国際宇宙ステーションに長期滞在する日本人宇宙飛行士に、日本食を楽しんでもらい、長期滞在のストレスを和らげ、仕事の効率維持・向上につながることを目的として開発されたもの」です。

現在「宇宙日本食」として認証されているのは12社29品目です。
(2011年7月8日時点)
http://iss.jaxa.jp/spacefood/about/japanese/

基準を満している商品を、JAXAが評価して、2007年に「宇宙日本食」として認証したのが始まりです。

認証の基準は
『日本国内でつくられていること』
『日本の家庭で食べられているもの』
ということを軸に「微生物の基準、1年常温保存、容器包装が地上での輸送や宇宙飛行に耐えられること」などです。

宇宙日本食認証基準概要
http://iss.jaxa.jp/spacefood/about/outline/

無重力状態では皿の上にのせて食べることができませんので、粉っぽいもの、サラサラした水っぽいものは適さず、ラーメンなどはとろみのあるドロドロしたものになります。

基本的に食事は1日に朝昼晩と間食1回の3.5回ですが、なかなか時間通りに食事がとれないこともあるそうです。

「日本食は健康に良い」と世界各国で認識されているためか以前から期待されていたようで、毛利(衛)さんがカレーを持っていったときは、他国の宇宙飛行士に評判が良かったそうです。

日本人宇宙飛行士からの要望としては、寿司、天ぷら、丼ものなど伝統的な和食、肉料理、日本製のスイーツなどがあります。海外の方からは「味噌汁はないのか?」とよく聞かれるそうですが、味噌汁は味噌が変色したりして、難しいそうです。

デリコのお客様の商品が数多く、世界、宇宙に羽ばたく機会が増えることを願っております。

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