魅惑の社員食堂
皆様ご存知のとおり、タニタのレシピ本のヒットが火付け役となり、社員食堂が注目を集めています。
企業が社員の健康を仕事の基本と考えるようになり、福利厚生として社員食堂に力を入れるようになったことで、健康的でおしいそうな料理を提供する企業が増え、ブームにつながったと言われています。
そこで、タニタ以外にも力を入れている社員食堂にどんなものがあるか調べてみました。
まずは、日本最大のお料理レシピサイトを運営するクックパッド株式会社。
こちらは、食堂と言うよりもキッチンがあり、社員自身で料理を作るシステム。
カウンターに置いてあるお菓子や冷蔵庫にある飲み物は、食べ放題飲み放題で無料。
いつも前日にクックパッドでレシピを検索し、季節の食材なども取り入れた料理を作るようで、趣味と実益を兼ねた面白い社員食堂です。
続いて、総合インターネット事業を展開するGMOインターネットグループ。
こちらの社員食堂の最大の特徴は、24時間営業しており、夜中でも軽食などがとれる点。
さらに驚きは、社員だけでなく取引先のスタッフも無料で食事がとれるようで、社員食堂内で、社外スタッフとランチミーティングもよく行われている様子。
さらにさらに、金曜日の夜は、18時~22時まで専属のソムリエやDJブース、カラオケ機材を備えたバーが開かれ、「仕事の終わりに一杯」を楽しめる。
同社は、世界一の社員食堂を目標に掲げており、今後どう進化していくのかとても楽しみです。
またお隣の韓国でも社員食堂は、充実してきているとのこと。
サムスングループの社員食堂は、清潔で落ち着いた雰囲気を出し、外食しているような高級感を大切にしています。
その中で、上記高級感にあてはまらないような気もしますが、トゥッペギ(土鍋)料理が、熱くて重たいにも関わらず出来立てが食べれる点が大好評。
その他、ヨーロッパやアジア各国の料理が食べられる「ワールドフードフェア」や、ビールやおつまみ片手に会食できる「ホープデー」など、定期的に多彩なイベントを開催し、社員からの支持を集めています。
今後の社員食堂は、特に少子化が進む日本企業にとって、優秀な人材を獲得するための重要なツールになるのではないか?と思わせるほど魅力的なものばかりでした。