2013年の食トレンド
今年も残す所、後わずかになって参りました。
2012年も食品において色々なヒット商品が誕生して参りました。
各社大きく力を入れて麺の革新を求め、新商品が続々と力を競い合った「袋麺」去年から引き続き人気を受け、商品のバリエーションが更に多様化された「塩麹」東京チカラめしの台頭に代表される「焼き牛丼」バルスタイルの隆盛と進化…その他、東京駅のカルビーショップやスカイツリー関連商品等、今年も色々と流行致しました。
これらが何故流行ったかを検証していくのも面白いかとは思いますが、今回のメールマガジンではやはり、年末と言う事も有り、来年「2013年の食トレンド」を無謀にも予測したいと思います。
当たるも八卦、当たらぬも八卦、楽しい読み物として気軽に見て頂ければ幸いです。
惣菜・おかず・主食部門
◎エスニックブーム再来
中国から東南アジアへと物づくりがシフトされていく昨今、やはり、「東南アジアの食」というものが注目されるのではないでしょうか。
今までの「エスニック=辛い」というイメージだけでなく、もう少し豊かな、辛いだけで無い、エスニック料理に注目しております。
具体的な料理としては「海南鶏飯」(シンガポール鶏飯)が私の一押しです。
最近、屋台等で専門店も見られるようになりましたが、東南アジアの屋台飯として、とてもポピュラーな「海南鶏飯」が2013年、更に注目を浴びると私は予測しております。
スイーツ部門
◎ギリシャヨーグルト
アメリカではヨーグルトの3分の1がギリシャヨーグルトになったとか。
日本でも森永乳業からパルテノブランドで販売していますが、その特徴は「濃厚」で有る事。まるでクリームを彷彿する濃厚なヨーグルトは、昨今の健康志向と相まって、2013年更に流行するのでは無いでしょうか。
ドリンク部門
◎スペシャリティ珈琲
今、アメリカでは「ブルーボトルコーヒー」等のこだわった珈琲を出す店舗が伸びてきており、所謂、街の喫茶店が伸びてきているようです。
スペシャリティ珈琲は以前から日本にも有りますし、珈琲へのこだわりは、日本においても同様に受け入れられる土壌が有ると思います。
最近少し高級なこだわり珈琲チェーンの形態が増えてきておりますが、そのこだわりが更に進んだ、珈琲だけで人を呼ぶ、珈琲店舗が出てくるのでは無いでしょうか。