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朝カツ!

category : メールマガジン2012 2012.12.1 

今年も残す所、後わずかになって参りました。
寒い季節がやってきました。
受験生は年末年始もうかうかしていられません。
受験シーズンには色々なものでゲンを担ぎたいですよね。

身近なものですと食品でゲンを担いでいるものが多くあります。
チョコレートなどの商戦と合わせ合格祈願を謳っているものや語呂合わせのメニューがありますが、勝負時にはやっぱりカツですよね!

しかしながら朝からカツ丼やカツカレーを食べて胃もたれやお腹の調子が悪くなったりして受験どころではなかった・・・などという話もあります。

夜中の天ぷらなども非常に魅力的ですが、次の日の胃もたれが・・・という心配もありますよね。

そこで、油との上手な付き合い方を探してみました。
油脂は基本的に100gあたり900kcalのエネルギーがあります。
成人女性でデスクワークや家事等を中心に過ごしている方の一日の摂取カロリー目安が1500~1800kcalと言われております。

しかしながら脂質は私達が生きていく上で必要な栄養素の1つです。
ホルモンの分泌や美しい肌を作るために脂質は必要と言われております。

また、油脂にも種類があります。
良質なオイルは代謝を促す効果があるそうです。
食品の油脂成分は脂肪酸として分類されています。
オリーブオイルなどに多く含まれている、酸化されにくい油脂として、オレイン酸があります。
また、EPAやDHAと呼ばれている魚油に含まれる脂肪酸も脳の活性などに影響があるとして研究がすすめられています。

さて、油脂の正体が分かりかけたところで、次は胃もたれです。
油脂は消化するのに時間がかかります。
また、消化に時間がかかるのは油脂だけではありません。
食物繊維やお餅なども消化に時間のかかる食べ物にあたるようです。
キャベツは食物繊維量が100gあたり1.8g程度と少なく、また、キャベツの有効成分ビタミンUには胃酸の分泌を抑える作用があり胃薬の成分としても使用されております。
トンカツに添えられるキャベツには理由があったんですね。

脂肪と循環器の関係で出てくる話がコレステロールです。
コレステロールは生命維持に必要な物質で、脂質の一つです。
脂質には油脂や先程の脂肪酸が含まれます。
善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)と呼ばれているコレステロールがありますが、コレステロール自体の摂取により、総合的に血漿中のコレステロールは増えますが、善玉コレステロールが増えたり悪玉コレステロールが増えるわけではないようです。
悪玉コレステロールはDHAやEPAを摂取すると減少するようですが、悪玉コレステロールには悪玉コレステロールの役割があります。
生命維持に必要なコレステロールを体内に流通させる機能を持っています。
逆に善玉コレステロールは体内に蓄積されたコレステロールを排出する機能があります。
善玉・悪玉はあくまで役割の話らしくどちらも必要との事です。

このように油との付き合い方と生活習慣を見直して、朝からカツ丼を食べても胃もたれしない健康な体作りを目指しましょう!

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