政府は４月５日、食品の原材料や添加物、栄養成分などの表示
方法を統一する「食品表示法案」を閣議決定しました。
これまで食品衛生法など３つの法律ごとにばらばらだった表示
ルールを統一し、消費者に分かりやすくするようです。
事業者への処分も強化され、消費期限など安全性に影響する
基準に違反した食品の販売業者に回収や業務停止を命じられる
ようになり、法人の罰則は回収命令違反が３億円以下、原産地
偽装は１億円以下など。現在、食品衛生法が定める最高１億円
から引き上げる方針。

「食品表示法案」をうけ、消費者庁はこれまで任意だったエネ
ルギーや脂質、たんぱく質などの「栄養表示」も義務付け方針。
事業者の準備期間を確保するため、義務化は施行後５年以内を
予定しているようです。
施行の準備期間が少し長めに設定されますが、販売・流通サイ
ドからの要望はこれを待ってはくれないでしょう。
包材への表示スペースが無いなどデザインを大きく変更する
必要もでてくることになりますので、今から栄養成分分析や
計算を行い準備をしていくことが重要化もしれませんね。

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