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世界で縁起のよいとされるもの

category : メールマガジン2024 2024.6.30 

この時期の雨の日は、どんよりとしてしまいますが紫陽花と、「足元にお気をつけて」という気遣いの言葉がうれしいです。
先日、慶事の「お福わけ」をいただくことがあり、日本のよい習慣だなあと思います。

「縁起の良い」とされるものは、個人独自やゲン担ぎ、地域独特のもの等、海外にもたくさんあります。
食べ物に関することも多く、諸説ありますが海外の縁起の良いとされる食べ物や風習を少し調べてみました。

麺料理
アジアでは細長い形から「細く長く生きられるように」という健康祈願。切れやすい麺は「悪いことや苦労を持ち越さない」という厄除けの意味もある。

餃子
中国では明・清時代の貨幣の形に似せて作られたと言われており、金運上昇。『餃』は「食」と「交」という漢字が合わさっていて、人と交流を深めたいときに食べる。

わかめスープ
韓国で誕生日に食べる。産後お母さんがわかめスープを飲んでいたことから、誕生日にお母さんに感謝をこめて食べる。

カノム・トーンイブ
タイのお菓子。「トーン」が金、「イープ」が掴むという意味で富やお金をつかむ。

カジュカリ
インドのお菓子。銀箔を貼るお菓子はパワーが出る。

ユーシェン
シンガポールの中国系の人たちが旧正月に食べる大皿料理。食べる時は立ち上がり「ローヘイ、ローヘイ(上に持ち上げ投げる意味)」と言いながら、願いごとも言いつつ箸で具材をかきまぜ高く持ち上げて落とす。漁師が魚を引き上げる動作のことで、幸運を引き上げるという意味。

なつめ(デーツ)
台湾や韓国では「桃・栗3年、杏は4年、梨は5年、棗は1年で毎年実り金になる」と言われる。アラブ地域「神の与えた果実」と言われ、クレオパトラや楊貴妃が食べていたとされる。

ザクロ
トルコではひとつの実のなかに果肉に包まれた種がたくさん入っていることから、生命力や子孫繁栄。

にしんの酢漬け
ドイツや北欧では年が明けた瞬間に食べると富に恵まれた年を迎えられる。

レンズ豆の煮込
ヨーロッパでは、金貨のような形でお皿にたくさん盛られることから縁起が良く年のはじめにその年の金運を祈って食べる。


ヨーロッパでも魔除け。旅行の前に少し靴の中入れるとトラブルに巻き込まれない。川に背を向けて塩とパンを投げ込むと病気が治る。

ぶどう
スペインでは年末に約3秒ごとに鳴る鐘が12回鳴り終えるまでにすべて食べきることができればその一年は幸せに過ごすことができるとされる。

りんご
ヨーロッパでは長寿・健康の意味。

稲穂
たくさんの米が実る様子から一粒万倍日の由来で商売繁盛の意味とされる。

マドレーヌ
二枚貝を模して作られ夫婦に見立て夫婦円満や縁結びとされる。

ドラジェ
「幸福の種」という意味。

マカロン
「あなたは大切(特別)な人」という意味。

ブッシュドノエル
クリスマスは暖炉の火を絶やさないことから薪をイメージして北欧では無病息災とされる。

ポルボロン
スペインの菓子で口の中で崩れずに”ポルボロン、ポルボロン、ポルボロン”と3回唱えると願いが叶う。

クリスマスプディング・ガレットデロア
切り分けた時に「フェーブ(ソラマメ)」と呼ばれる陶器の人形や、コインが入っていた人は一年を幸運に過ごせる。

ニワトリ
ナイジェリアでは、勝利へのゲン担ぎにニワトリを持って応援する。

来月から始まるオリンピックですが、私もチキンを食べながら応援してみようと思います。

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