宇宙食

category : メールマガジン2024 2024.4.30 

春風が心地いい頃となりましたが、皆様最近初めて食べた食べ物はありますか?

ネットニュースより。「NASA、火星環境に1年間住む人を募集中」
NASAは、日本も参加する国際プロジェクト「アルテミス計画」で2025年を目標に人類を再び月面上に送り込む計画を進めていて、
さらにその先には人類初となる火星への有人着陸も見据えています。とのこと。
ふと思いました。宇宙での食事はどうなるのだろうかと。
数年かかるので食品や原料の全てを地球から持っていくわけにはいかないはずだし・・・。

少し調べると、その研究がかなり進んでおり、水素栄養細菌が発酵プロセスを通じて宇宙飛行士の呼気中の二酸化炭素を
タンパク質に変えられるそうで、限られた閉鎖空間なので出てくるあらゆる物質を循環させようとしているわけですね。
これまでに、宇宙での食事のためのシステムがHACCPシステムとして地上で普及したように、将来は、
宇宙での食品製造の技術が地球の食糧危機を救うかもしれません。
別の研究による水素栄養細菌による食糧・食料の開発では、すでに乳蛋白の製造や養魚用エサの製造もかなりのところまで進んでいるようです。

皆様は未来の食事はどのようなものを想像しますか?
私は、高級チョコのような美味しいシリアルバー状のものならいいかなと思います。
待った、おにぎりやラーメンも食べたいぞ。

https://gigazine.net/news/20240220-nasa-offers-job-mars-simulation-chapea/
https://www.cas.org/ja/resources/cas-insights/emerging-science/space-food-artemis
https://foodtech-japan.com/2023/09/06/solar-foods-7/
https://www.fra.affrc.go.jp/cooperation/event/seafood_show/20210317/3.pdf

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