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2022年食のトレンド予測(USA)ご紹介

category : メールマガジン2022 2022.1.31 

あけましておめでとうございます。
本年も変わらず、株式会社デリコをご愛顧いただきますようお願いいたします。
新年最初のメールマガジンということですので、2022年を占う上でも、2022年の食に関するトレンド予測をご紹介したいと思っております。
私も毎年発表を楽しみにしており、メールマガジンで以前にも紹介したのですが、アメリカのアマゾン子会社、ホールフーズ社より、「2022年 食のトレンドTOP10」が発表されました。
https://media.wholefoodsmarket.com/whole-foods-market-reveals-top-10-food-trends-for-2022

早速、見てみますと

・超都市農業:ULTRAURBAN FARMING
ビルの屋上で農園を作ったり、ロボットを活用した革新的な屋内農業

・ゆず:YOU DO YUZU
日本では一般的ですが、欧米での知名度が低い柑橘類のようですが、アメリカでも様々な商品が出ているようです。(ソースやマヨネーズ、ライムやレモンの代替として使用など)

・削減主義:REDUCETARIANISM
完全なベジタリアンでは無く、動物性の食品を削減するような食事を取り入れる主義

・ハイビスカス:HIBISCUS IS HAPPENING
ハイビスカスをお茶だけでなく、ヨーグルトソースや炭酸飲料など様々な食品で使用されてきているようです。

・ノンアルコールのスピリッツ:BUZZ-LESS SPIRITS
アルコール度数を下げたスピリッツがホールフーズでも大きく売上を伸ばしたようです。
ミレニアル世代、Z世代ではノンアルコール、低アルコールを愛飲する消費者が増えているようです。

・農地に優しい穀物:GRAINS THAT GIVE BACK
2022年は土壌の健康にも役立つ農法を通じて栽培された穀物が話題となり、シリアルやビールなどにも使われているようです。

・ヒマワリの種:SEIZE THE SUNFLOWER SEED
野球観戦で食べられていたヒマワリの種が、クラッカーやアイスクリーム、クリームチーズなどに入った食品として出て来ているようです。
ヒマワリの種はアレルギーが多いナッツ類の代替としても注目されているようです。

・モリンガ:MORINGA’S MOMENT
奇跡の木として、インド、アフリカなどでハーブ療法として使用されていたモリンガの葉を抹茶の最新の代替品として、スムージやソース、焼き菓子など様々な食品に加えているようです。

・機能的な炭酸飲料:FUNCTIONAL FIZZ
腸内環境に考慮した炭酸飲料など健康的な炭酸飲料が喜ばれているようです。

・ターメリック:TURMERIC TAKES OFF
ゴールデンスパイスとして、漢方薬などに取り入れられているターメリックがシリアルやザワークラウト、植物性アイスクリームサンドなど様々な食品に取り入れられているようです。

発表は以上です。
日本でも、既に流行の兆しが見えているようなものもいくつかありますが、特にこの中で「農地に優しい穀物:GRAINS THAT GIVE BACK」が個人的に気になります。
こういった穀物自体に興味が有るというよりは、こういった考え方、味やブランドなどでは無く「思想」や「背景」など、考え方で食品を選択するといったことが日本でも一般化してくるのでは無いかと考えております。
例えば昔から有りますが、「フェアトレード」の食品や、今でしたら「カーボンニュートラル」など味や食品の品質、見た目とは違う、考え方や取組を重視し、商品を選択するという動きが、日本でも本格化するのでは無いかと考えております。

ホールフーズではこれら10のトレンドを取り入れた食品をお得なセットにして、販売をしているようです。
日本に店舗が無いので、手に入りにくいのですが、もしアメリカなどで手に入る機会が有る方はご購入されてはいかがでしょうか。

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