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タピオカブーム再来

category : メールマガジン2019 2019.9.30 

日中はまだ暑い日もありますが朝晩はやっと涼しくなり、秋を感じることが出来るようになりました。
夏の疲れも出てくる時期かと思います、体調管理には気を付けて太らない程度に秋の味覚を楽しみたいですね。

昨年ぐらいから、「タピる」「タピ活」などの言葉をよく耳にするようになりました。
意味は、タピオカティーやタピオカ系のドリンクを飲むときや飲みたいときに使われます。
巷では、以前からあるタピオカ専門店以外にもコンビニやファストフード、回転寿司などでもタピオカドリンクを販売されるようになり、空前のタピオカブームが到来しているのではないでしょうか。

若年層の人達はタピオカブームが今回が初めてと思っている方も多いかと思いますが、実は今3回目になります。
第1次タピオカブーム(1992年)では、タピオカココナッツミルクが流行、甘いココナッツミルクにタピオカパールという小さい粒のタピオカを入れたものでした。
第2次タピオカブーム(2008年)は、今のタピオカミルクティーが流行しました。

タピオカの原材料が何から出来ているか、食品業界に携わっている方ですとよくご存知かと思われますが、先日たまたまテレビのインタビューで10代20代にタピオカが何から出来ているか聞いているのを見ました。
知らないのがほとんどで、中には「カエルのたまご」と答えている小学生の男の子もいました。

タピオカの原料は、「キャッサバ」というイモの一種で、原産地は南米です。
サバナ気候や熱帯雨林気候の地域などで栽培されていることが多く、気候条件や土壌条件が厳しくても比較的簡単に生産できるといわれています。
栽培技術も確立されてきているので、大量に栽培することができるのです。

※キャッサバ芋の概要Wiki参照
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品種は、大きく分けて、苦味種と甘味種がある。
苦味種は、シアン化合物(青酸配糖体)のリナマリン (linamarin) と
ロトストラリン(英語版) (lotaustralin) を外皮に多く含むが、大きな塊根を作るため、
デンプン源作物として栽培される。
甘味種は、毒抜きを行いふかしたり茹でたりすることで、食用にされる。
味と食感は甘味の少ないサツマイモに似ている。
根茎から製造したデンプンはタピオカと呼ばれ、球状の「タピオカパール」に加工して
デザートの材料や飲み物のトッピングとして使われる。
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何から出来ているのか知らず、それでも爆発的に売れて有名店では行列になるのは、商品だけではなく、おしゃれ・かわいい・ばえる店内や店頭を背景に撮影してSNSへ投稿しそれを見て同じように撮影してSNSへ投稿の無限ループからなる情報の発信なのではないでしょうか。

若年層へのこういったヒットには、購入しやすい値段、歩きながら飲める、色々な味があり飽きない、容器とお店のおしゃれさなどではないかと思います。
大流行の後には、多少なりとも廃れるでしょうがタピオカは日本でこの先も定着し続けると感じました。

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