テネリフェ
鹿島アントラーズの柴崎選手が今年スペイン2部のテネリフェに移籍いたしました。
活躍が期待される選手ですが、そこでスペインの生活に慣れずに「不安障害」と診断され、試合デビューが遅れるといった出来事がございました。
ニュースを見てみますと、数々の精神的なストレスが要因だということですが、その中の一つに「スペインでの食事が合わない」という要因もあるようだとのニュースを見ました。
スペインというと日本ではスペインバルが流行し、定着したように美味しいイメージがございますが、柴崎選手が行ったテネリフェ島はどのような料理があるのか気になりましたので調べてみました。
テネリフェ島自体は「大西洋のハワイ」と呼ばれている位、ヨーロッパのリゾート地として栄えているようで、カナリア諸島最大の島です。
やはり島ですので、シーフードが非常に有名で、日本でも良く食べられるパエリア等も魚介類をたっぷり使った美味しいものが食べられるようです。
独自の名物で行くと、テネリフェ島で取れるテネリフェポテトがあり、ポテト専門店があるくらい、ポテトを食べているようです。
テネリフェポテトの一般的な食べ方は火を通した皮のままのポテトを「モホ」と言われるピリ辛のソースをつけて食べるのが一般的のようです。
この「モホ」というソースもテネリフェ名物らしく、ポテトだけでなく、肉や魚、パン等にもつけて食べるという事で、テネリフェの色々な店が独自の「モホ」を自家製で作っているとのことです。
モホの原料ですが、油やお酢などにハーブやスパイスを入れたもので、チリペッパーやクミン、ニンニクやコリアンダーなどが入っているということです。
そしてもう一つ非常に気になったのが、「パラキート」というテネリフェにだけあるコーヒーのお酒です。
一番下にコンデンスミルク、その上にレモンの皮を漬け込んだリキュール、コーヒー、ミルク、さらにシナモンを入れて飲むお酒ですが、アルコールが40度以上のお酒を多く使用しているらしく、中々強いお酒のようです。
ただ、入っている原料を見ると、お菓子のような原料ですので、これはアルコールを利かしたコーヒーのケーキなどにアレンジすれば美味しいのではないかと感じました。
テネリフェは大きな観光地でたくさんの食べ物が食べられるようですが、スパイスやハーブ、油などやはり日本とは違う食文化もございます。
多様な食に対応してきた日本人ですが、生活の変化と食の変化が同時に来るとやはり日本人の繊細な部分が悪いように出てくるかもしれませんね。
柴崎選手の今後の大活躍を心より応援しております。