医薬品と食品原料
category : メールマガジン2015 2015.12.31
何かと気ぜわしい歳の瀬を迎えるころとなりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか? 突然ですが、デリコメルマガ『クイズ』です。 【難易度★★★☆☆】 Q:次の中で、医薬品ではなく食品原料として使えるものはどれで しょう。 1、センナの茎 2、ショウキョウ(ショウガ)の根茎 3、チンピ(ウンシュウミカン)の果皮 4、クコの実 5、ベニバナの花 6、オタネニンジンの根 7、麻・芥子の種子 8、アロエベラの葉肉 9、葛の花 ヒント:複数あります。 ↓ いかにして効能効果をうたわずに ↓ 消費者に選んでもらうかという課題は、 ↓ 今まさに健康食品が直面していることですが、 ↓ デリコと一緒に考えてみませんか? ↓ 株式会社デリコ 食品表示課では、 ↓ 表示案作成をお手伝いしております。 ↓ それでは答えです。 日本では、全て食品の原料として使えます。 ただし、効能効果を表現した場合は全て医薬品扱いになりますので、 一切効能効果は謳えません。 なお、同じ植物でも下記の部位・未処理品は医薬品扱いになります。 ●センナの葉は医薬品です。 ●クコの根皮は医薬品です。 ●麻・芥子の種子でも発芽防止処理されていないものは医薬品です。 ●アロエベラの液汁は医薬品です。 ●クズの根を天日乾燥させたものはカッコンと呼ばれ医薬品です。 以上のように、部位や処理により食品として使える使えないが決 まっているものもあるのです。 それでは来年も素晴らしい年でありますように 株式会社デリコ 食品表示課でした。