アベノミクスの効果も一服したと言われる中、消費税増税が目前に近づいてきました。
消費者心理の冷え込みも予想される中、2014年の流行するスイーツに求められるポイントを考えてみました。

1、低価格
2、SNSでの広がりやすさ

1、低価格
消費税増税による消費の冷え込みが予想されています。
可処分所得が減ると削減の対象になりやすいのが、外食費です。
その中でもお菓子に関する支出は減少しにくいと思われますが、それでも心理的には低価格帯の商品に手が伸びやすくなるでしょう。

2、SNSでの広がりやすさ
ここ最近はパンケーキが流行しているようです。
パンケーキを作ることは比較的簡単ですので、人気店のパンケーキを家庭で作ることも可能です。
その試行錯誤の過程もSNSのネタになることから、家庭で作れることは重要な要素ではないでしょうか。
そしてもう1つ重要なのは「写真映え」のしやすさです。
パンケーキ流行の要因の1つはこの「写真映え」のしやすさだと思います。
クリームやフルーツできれいに盛り付けられたパンケーキは格好の被写体です。

パンケーキの難点はテイクアウトができないことです。
上記2つに加え、イートインとテイクアウトの両方に対応できるような商品であれば、より喜ばれるのではないでしょうか。

流行を察知するのは業界紙ばかりではなく、メイン購買層の女性が読むファッション誌や女性誌なども参考にされてはいかがでしょう。
ちなみに2014年の流行色は「ラディアント・オーキッド（Radiant Orchid）」光り輝く蘭の花をイメージした淡い紫だそうです。
（菖蒲色が近いでしょうか。）
食器やテーブルウェアに取り入れやすい色ですね。
これに近い食品はというと「ベリー」「紫芋」などのアントシアニン色素でしょうか。
盛り上がりを見せている「アサイー」を淡くするとピッタリですね。

流行色：http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304906204579241543269197638.html

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