コーヒー
梅雨があけて、蝉が鳴き夏本番に突入です。
長い時間をかけてせっせと土からでて数日間鳴くわけですが、
これが暑さをより感じさせてイライラ度が増しますね。
ジリジリと暑い昼間は忘れて夜空を見上げて夏の大三角形を見ませんか?
こと座のベガ(織姫星)、わし座のアルタイル(ひこ星)、はくちょう座のデネブとを結ぶと二等辺三角形が夜空に現れます。なんとなく一息ついて思わず七夕に願いごとを記した短冊を思い出しました。
願いごとが叶った想像をして思わず笑みがこぼれ幸せな気分です。
今年の七夕は久しぶりに西日本は晴れました。
海や山や道路の事故は多くなるので気をつけて下さい。
食中毒が多い季節まずは何にも体力が一番だと思ってます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
コーヒーは世界で最も多くの国で飲用されている嗜好飲料の一つです。
語源はアラビア語でコーヒーを意味するカフワが転訛したものです。元々ワインを意味していたカフワの語が、ワインに似た覚醒作用のあるコーヒーに充てられたのがその語源です。
日本語の「コーヒー」は、江戸時代にオランダからもたらされた際の、オランダ語の”koffie”の音に由来します。
コーヒーはエチオピアで最初に発見されましたが、その起源については、諸説あります。
ただし、当時はイスラム神秘主義の修道者だけが用いる宗教的な秘薬して用いられたようです。
一般民衆にコーヒーの飲用を正式に認められのは15世紀ごろで、これ以降一般民衆に飲用の習慣が広まりました。その後、中東・イスラム世界の全域に伝播していきます。
ヨーロッパ全域に伝わったのは17世紀になってからです。
日本への伝播は長崎の出島にオランダの商人が自家用に持ち込んでいたものが最初だと考えられており、
日本人では出島に出入りしていた一部の人が飲用していました。
(本格的な輸入は開国以後(1858年の日米修好通商条約以降)です)
ヨーロッパに伝播した当時は、焙煎した豆を煮出して、上澄みを飲むトルココーヒー式の淹れ方が一般的でしたが、17世紀には、フランスで布で濾す方法が開発され、19世紀初めには、布ドリップの原型、コーヒーサイフォンが開発されました。さらに20世紀初めには、エスプレッソマシンがイタリアで開発されてヨーロッパ全土に広まり、さらにはアメリカ、日本など世界中に普及しました。
淹れ方にもさまざまな方法がありますが、大きく分けると4種類になります。
・濾過・・ペーパードリップ、エスプレッソに代表される、濾して抽出する方法です。日本では最も普及している淹れ方です。ちなみに、ネルドリップは越す際に布を使用する方法で、コーヒーの油分がより抽出されるので、紙で濾すよりまろやかといわれています。
・煮沸後濾過・・・サイフォンに代表される、煮出したコーヒーを濾す方法です。サーバと漏斗から構成され、漏斗部にコーヒー粉、サーバ部に水をいれ、加熱し、湯が漏斗部に上がったら頃合いを見計らって火から下ろします。
・煮沸・・・トルココーヒーに代表される、煮出したコーヒーの上澄みを取る方法です。深煎り細引きの粉と水、砂糖を入れ直火にかけ、かき混ぜながら煮沸し、煮立つ直前に火から離し落ち着いたら再度火にかけます。
これを2,3回繰り返し、表面の泡を消さないようにカップに注ぎます。
・浸漬(しんせき、しんし)・・・濾したり煮出したりせず、浸して抽出する方法です。イギリスではプランジャーと呼ばれる軸の先端にフィルターを付け、このプランジャーを押し下げて抽出済みのコーヒーかすを沈め、上澄み部分をカップに移すコーヒープレスが一般的といわれています。
コーヒーは、石油に次いで貿易規模が大きい一次産品(原料)であるため、ロンドン商品取引所やニューヨーク商品取引所などで、商品先物取引の主要銘柄として取引が行われています。
日本でも10年前から東京穀物商品取引所で、アラビカコーヒーとロブスタコーヒーが上場されています。
(主にアラビカ種はレギュラーコーヒー、ロブスタ種は主にインスタント用、あるいは廉価なレギュラーコーヒーの増量用として用いられます。よく言われる、モカやブラジルなど銘柄はほとんどがアラビカ種になります)
品質としては、アラビカコーヒーのほうが、ロブスタコーヒーより品質がよいので、価格もかなり違います。
参考資料 wikipedia